「働き方改革」ということばもすっかり一般用語となり、企業の残業規制も始まりました。働き方の選択肢が広がっていく中、改めて「パラレルワーク」が注目されています。今まで言われていた「副業」とは少し意味合いが違うみたいですが、そこにはどんな意味が隠されているんんでしょうか。
「パラレルワーク」ってなに?
ども、とんじるです。ぶっひん。
「パラレルワーク」=そのまんま言うと「並行して働く」っていう感じでしょうか?
サラリーマンや商売をやっている人が、本業の他に収入源を得るために仕事をするという点で、従来から言われている「副業」と同じように考える方も多いかもしれません。
従来型の「副業」は、本業の収入があってそれを補うための副収入源。退社後にアルバイトをしたり内職をしたりというのもこれに含まれます。
それに対し「パラレルワーク」はもっと本業とのバランスがイコールに近くなるイメージとでもいいましょうか。
複数の仕事を同時に持ち、収入を得ていく新しい働き方。
あくまで「本業ありき」の副業に対し、もう少し「働き方」そのものを自分でコントロールしていく。本業と並行して複数の収入の柱を持つ。そんなニュアンスが「パラレルワーク」ということばには含まれています。
「副業」に対し「複業」という言い方、このほうが意味合いとしてしっくりくるかもしれませんね。
このブログでは、アルバイトやパートで副収入を得ることを「副業」、
新しい働き方を目指すパラレルワークのことを「複業」と呼ばせていただくことにします。
複業のメリット1:収入増
複業(パラレルワーク)のメリットというと、やはり「収入が増える」ということにつきます。
ただ本業以外の収入を得るということであれば、従来型の「副業」、いわゆるアルバイトやパート、内職といったものでも目的は達成できます。
しかしアルバイトやパートでは、なかなか本業の収入を超えることは難しいですよね。
だからどうしても本業の収入を補填する「副業」ということばの意味通りになってしまいます。
それに対し「複業」では、努力次第で本業の収入を超えられる可能性があります。
将来的に、フリーランスとして独立したり事業化して人を雇うようなことも可能になるかもしれません。
そういった将来に対する夢、ポテンシャルに魅力を感じて「複業」に取り組む人も多いのです。
複業のメリット2:リスクヘッジ
そして複業のメリットのふたつめは「リスクヘッジ」。
今や大手企業であっても簡単に倒産してしまう時代。サラリーマンであっても「定年まで終身雇用で安泰、定年退職後は年金と退職金で悠々自適の余生を送れる」なんて考えている人は、もはや少数派なのではないでしょうか。
実際に、経営判断のミスや企業の不祥事などの原因で業績が悪化。倒産、経営統合を余儀なくされるなんて話のなんと多いことか。
こうした経営層のミスによって、まじめに働いてきた末端の社員がリストラされるケースは、平成の30年間非常に多かったですよね。
複数の収入源を確保しておくことで、会社の「もしも」の時にも慌てずに済む。そしてなによりも「会社に勤める」以外の選択肢がある、ということが将来の不安を和らげることになるはずです。
副業と複業の違い
収入増とリスクヘッジ、二つのメリットについてお話ししましたが、これは別に副業でも複業でも、程度の差こそあれどちらの手段でも達成できることです。
ここで話が少し戻りますが、もう少し副業と複業の違いについて考えていきましょう。
副業とはアルバイトやパート、内職のようなものをすることとお話ししました。
これは「給料をもらう先を増やす」ということで、どこかの企業に属して「雇われる」ということに変わりがない働き方です。
ここでの収入は、業務の時間や作業量に対して給与という形で支払われます。
時間で拘束される働き方となるため、今より確実に時間を奪われていきます。
それに対し複業として働くということは、自分で事業をコントロールしていくことになります。
ブログや YouTubeにコンテンツをアップして広告収入を得たり、絵が得意ならイラストレーターやデザイナーとして新たな収入を得るような働き方。
毎日決まった時間に出勤する必要もありませんから、隙間時間に自分のペースで取り組むことも可能です。
ここでの収入は時間や作業量ではなく、成果に対する報酬という形で支払われます。
- 副業の収入は時給
- 複業の収入は成果報酬
こういった違いがあるとご理解ください。
複業のデメリット
時間に拘束されない。本業以上の収入も期待できる。夢のような話ですけれども、残念ながら世の中そんなに甘くありません。
表があれば裏があり、メリットがあればデメリットがある。世の中そういうものです。
複業のデメリットはズバリ「成果報酬」だということ。
成果が出るまではいくら作業をしても収入にならないという点です。
ブログであればいくら記事書いても検索上位表示されなければ誰も見に来てくれない。
上位表示されない記事はゴミ同然。上位表示はGoogle先生のご機嫌次第。
だから毎年多くの人が複業に挑戦しつつも、収益化できずに諦めてしまっている現実があるのです。
そしてもうひとつは「マネジメント」。自分を管理する能力が問われます。
ブログでもイラストでも投資でも、時間に拘束されない代わりに自分が望めばいくらでものめり込んでしまえる危険性があります。
成果が出るまでは我慢。成果が出始めたら作業量を増やしてもっと頑張る。
複業を始める人って前向きな人が多いので、こうして体を壊してしまったり、大切な家族との時間を削ってしまったり。
いったいなんのために始めたのか?
そんなことになったら悲惨ですよね。
最適解を一緒に探していきましょう
話の流れ的に、こういうことになるとそろそろ決まってLINE@やメルマガへの誘導リンクが登場したりします。
「●ヶ月で100万円の副収入」とか「自動でお金がたまる仕組み」とかいうやつですね。
でもとんじるは、少なくともこのブログではそういうのはやらないように決めました。
いや、全然いいんですよ。メルマガやLINE@で集客して収益化していく手法というのは、先に言ったデメリットを克服する手段の一つとして有効だろうというのはわかります。
でもおそらく、あっちはあっちで結構大変。
たぶんとんじる、そういうの向いてない。
この辺の話はまた別の記事で書こうと思ってますが、とりあえずこのブログの今後の方針として、情報商材売ったりコンサルやったりは(当面)しないってことにします。
逆に言うと、先のデメリットを埋める最適解を、現状持ち合わせてはいません。
だから一緒に勉強して、最適解を探していきましょう。
そんな感じです。
ということで、今後このブログを進めていく上で定義しておく必要のあった
「パラレルワーク」「副業と複業」についてお話しさせていただきました。
そんじゃまた。ぶっひん。
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